「103万円の壁」を超わかりやすく解説!大学生バイトは知っておきたい

大学生の多くの人がアルバイトをすると思いますが、103万円の壁という言葉を知っているでしょうか?

アルバイトをするなら、この「103万円の壁」を理解しておかないとあなたが大きく損する可能性があり、家族にも迷惑をかけてしまうかもしれません!

そこで、この記事ではバイトする学生なら知っておきたい「103万円の壁」を超わかりやすく説明していきます!

この記事を読むと…

✔「103万円の壁」とは何かがわかる!
✔具体的にバイトの年収が103万円を超えたらどうなるかがわかる!
✔「103万円の壁」を超えないための方法がわかる!

目次

103万円の壁とは?

「103万円の壁」とは、アルバイトなどの年収が103万円以内なら税金がかからないというボーダーラインのことをいいます。

つまり、アルバイトなどの年収が103万円を超えると税金(所得税や住民税)を払う必要があります。

ちなみに・・・

・103万円の壁はその年の1月から12月までの収入が対象
・その収入に交通費は含まない
・バイトを掛け持ちしている場合は、その合計収入が103万円を超えるか超えないかで判断する
・給料が銀行振込なのか手渡しなのかは関係なく計算する(=手渡しであっても103万円の壁の対象)

今から、具体的にアルバイトの年収が103万円を超えたらどんなことが起きるか説明していくよ!

まず、アルバイトなどの年収が103万円を超えるとあなたは親の扶養から外れることになります。

そうなるとどんなことが起きるのか…?

自分に所得税と住民税がかかる

1つ目は自分で所得税と住民税を支払う必要があります。

例えば、アルバイトの年収が110万円だった場合、103万円を超えた分の7万円に対して税率5%の所得税がかかります。

70,000円×5%=3,500円 となり、所得税の金額は3,500円になります。

さらに、住民税を支払わなければいけません。住民税は地域によって少し異なるのでここでは計算しません。

これだけ聞くと“あまり損しないじゃん!”と思うかもしれないけど、
あなたが103万円を超えると家族にも影響を与えてしまうよ。

親の所得税と住民税が高くなる

2つ目は親の所得税と住民税が高くなります。

あなたが年収103万円以下であれば、あなたの扶養者である親は扶養控除というものを受けられ、所得税と住民税が軽減されます。

しかし、あなたがアルバイトなどで年収103万円を超えれば、親は扶養控除が受けられなくなり、所得税と住民税が高くなってしまいます。

あなたの収入が増えても親の収入が減ってしまえば家庭的にはマイナス。103万円を超えそうな場合は事前に相談しておこう!

では、103万円の壁を超えないために何ができるのか?

103万円の壁を超えないための方法

ここまで「103万円の壁」とは何かを説明してきました。

ここからは103万円の壁を超えないためのたった1つの方法をお伝えします!

1ヶ月のバイト代を8万円以下にする

それは1ヶ月のバイト代を8万円以下にすることです。

単純計算で下記のようになることから、1ヶ月85,833円以下の収入であれば103万円の壁の対象にはなりません。

しかし、長期休みに単発のバイトに行ったり期間限定のバイトに行ったりするかもしれないことを考えて、余裕をもって1ヶ月8万円以下に抑えることがベストだといえます。

103万円÷12ヶ月=85,833円

まとめ

この記事では「103万円の壁」とは何かということを説明してきました。

アルバイトなどの年収が103万円を超えるとどんなデメリットがあるか理解できたでしょうか?

最後に今回のポイントをおさらいしておきましょう!

ポイントまとめ!

・103万円の壁を超えると
 →自分自身も扶養者である親も税金の影響を受けることになる

・103万円の壁を超えないためには1ヶ月のバイト代を8万円以下にすることが重要

お金のことなのでややこしく感じるかもしれませんが、大事なことなので覚えておきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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